過去の受賞
林野庁長官賞
Toyota Technical Center Shimoyama 車両開発棟・来客棟愛知県豊田市
地元、豊田市の森林面積の約半分が人工林を占める中、人工林の約3分の2が過密状態にある”間伐手遅れ林”と推測されている。豊田森林組合との連携により安定的な原木供給体制を構築し、建材として疑問のある間伐材にも機能を持たせ、積極的に用いることで将来の森づくりへの貢献を目指した。
具体的には、車両展示空間において、展示空間上部で建物全体の自然換気を促すハイサイドライトの架構を“細く・短い”間伐材を4本束ねた「束(たば)ね束(つか)立て張弦梁」構造で構成させた。
また、ホール空間において、音を“吸音”ではなく“拡散”させることでフラッターエコーを解消する木製の「音響拡散壁」により、良質な音環境を創出した。
具体的には、車両展示空間において、展示空間上部で建物全体の自然換気を促すハイサイドライトの架構を“細く・短い”間伐材を4本束ねた「束(たば)ね束(つか)立て張弦梁」構造で構成させた。
また、ホール空間において、音を“吸音”ではなく“拡散”させることでフラッターエコーを解消する木製の「音響拡散壁」により、良質な音環境を創出した。
- 施主
- トヨタ自動車株式会社
- 設計
- 株式会社竹中工務店
- 施工
- 株式会社竹中工務店
- 主要構造
- 鉄骨造
- 延床面積
- 73,808.71㎡
- 主な使用樹種
- ヒノキ